おしらせ一覧

5月8日(月)以降の発熱外来・コロナ検査等について

●新型コロナ感染症が5類感染症に移行するにあたり発熱外来は終了しました。

●コロナ迅速診断検査は一般外来で行いますので、希望する方はWEB問診でその旨をお伝えください。

●迅速診断検査は、症状・状態から実施が適切と判断される場合に行っています。ご了承ください。

直接来院される方へ

感染症予防のため、当院では診察人数、院内での待ち人数を制限しております。
そのため、予約なしで直接来院されましても診察は出来ません。ご容赦ください。

ご相談を受けることの多いことをまとめてみました

適切が治療の時期が限られているものもありますので、気になることがありましたら早めにご相談ください。

1)位置的頭蓋変型症

いわゆる「向き癖」による頭の形の変形です。変形の程度が中等度以上の場合、ヘルメット矯正治療が選択できますが、生後2~3か月から開始することがもっとも有効で、概ね6か月を過ぎると効果が十分にあがらなくなります。気になっている方はお早めにご相談ください。治療は自費で、専門の病院にご紹介させていただいています。

2)夜泣き

生後2か月ころまでは赤ちゃんは哺乳、睡眠を繰り返し、昼夜の区別がありませんが、その後徐々に覚醒・睡眠リズムがでてきます。生後6か月を過ぎて夜間頻回に起きている場合は、生活、授乳方法を見直すことで、赤ちゃんがよる起きる回数が減り、養育者の負担も軽減される可能性が高いです。

3)便秘症

離乳食がはじまるまでは緩い便ですが、哺乳が少ない、おなかがはって機嫌が悪い場合は治療が必要です。離乳食がはじまり不溶性食物繊維の摂取が多くなると便が硬くなり、排便頻度が概ね3日に1回未満の場合は硬い便となり、しばしば大きな塊となり、肛門が切れ出血することもあります、その場合は便秘症として治療を受けていただくことが適切です。

4)夜尿症

月1回以上の夜尿は5~6歳で10~20%のお子さんにあり、その後1年で10~15%ずつ減少しますが、小学校の高学年以上になっても治らない方もいます。小学校以上で週3回以上の夜尿(それ以下の頻度でも)が続く場合、まず生活指導、その後薬物療法・アラーム療法などを受けていただいた方がよいですのでご相談ください。

WEB問診の記入をお願いします

●感染予防のためWEB問診を記入してから来院をお願いします。

当院では「WEB問診票」を導入しています。事前にWEB問診を入力することでよりスムーズに受診していただけます。ぜひご利用ください。

診察予約をお取りになったあと続けて「WEB問診を記入する」をタップしてご記入ください。

診察券番号、名前、生年月日などを入力のあと、問診開始です。

チャット形式でほとんど選択式になっていますので、はじめての方でも5分程度で終わります。

来院されましたらWEB問診がすんでいることをスタッフにお伝えください。

★ご注意:診察予約を必ず行ってください。WEB問診だけでは受付したことになりません。

子宮頸がんワクチンについて(2022.1.21更新)

2022.1.21追記 ようやく令和4年4月から対象者への定期接種が通常の形で再開されます。皆様に必要なワクチンですのでぜひ接種してください。ご予約は電話で受けています。

2021.4.4追記 2020.10.9付厚生労働省通知に沿った情報提供をしている船橋市のホームページをリンクします。

習志野市の予診票はクリニックにありますので、ご利用ください。

2020.12.1追記 最近スウェーデンから重要な論文が報告されましたのでリンクします。

特に、接種対象年齢のお子様の親御さんは、正確な情報を知っていただくことを願っております

子宮頸がんワクチンは現在も定期接種できるワクチンです。
小学6年生から高校1年生相当の間に接種することができます。先進国は概ね70~80%の接種率です。

日本産科婦人科学会ホームページから「子宮頸がんとHPVワクチンとHPVに関する正しい理解のために」という資料がご覧になれます。

厚生労働省の資料も新しくなりました。概要版はこちらです 、詳細版はこちらです

接種対象の方、保護者の方はぜひご覧ください。

その他、最近報告された論文をご紹介します。
1つ目は名古屋市の住民を対象とした調査です。子宮頸がんワクチンを接種した方とそうでない方合計29846名に、24項目の多様な症状(疼痛、運動障害など)について出現頻度の差をみたものです。結果は、接種した群、接種しなかった群の間に症状の発生頻度に有意差がないというものでした。WHO(世界保健機構)は子宮頸がんワクチンが導入されてから継続して、副反応について調査していますが、その結果と合致するものでした。

2つ目は子宮頸がん対策に積極的に取り組んでいるオーストラリアからの報告です。2015年10万人あたり7人台の発生率が、このままの対策が継続された場合、2028年までに4人以下、2066年までに1名以下になると予測されています。同国では2007年に子宮頸がんワクチンが導入され接種率は80%近くあり、2013年からは男児にも接種開始しています。男児・男性にも接種することは他の先進国でも取り組まれています。
 

ご質問、ご不明な点がありましたらお気軽にお尋ねください。できるだけ正確な情報をお伝えし、不安なことも一緒に考えさせていただければと思っています。

平成31年4月8日

津田沼こどもクリニック 久保田博昭